看護師なう

転職活動対策!【看護師さん必見】本当に自分が働きたい場所で働くために

転職活動 はそう何度もすることでもないですし、なかなか正しい手順や進め方がわからないものです。
転職経験のある看護師さんなら、転職後に「あの時こうしておけばよかった」と後悔したことがあるのでは?
自分の人生が大きく変わる可能性もある職場選びなので、あとから後悔しない方法をぜひここで学んでください!

転職活動

知らなかったばかりに損をしたなんてこと、これまでにありませんか?
看護師の転職活動においてもそれは同じ。
ここではよく看護師のみなさんから質問を受ける内容をまとめてみました。

よくあるNG行動5つ

マナー違反のせいで転職がうまくいかなかったなんてもったいないですよね。
今回は先輩の失敗例からNG行動を5つ選出しました。
あなたの転職活動の参考にぜひチェックしてみてください。

とりあえずたくさん応募

滑り止めとして興味のない病院までたくさん受けていると、志望動機や転職先のことをよく理解していないまま受けることに。
特に志望理由やビジョンがあいまいなままだと面接を受ける本人も面接官も苦い思いをすることになりますよね。
中には面接日程の調整の段階で本命でないことを見抜く面接官もいるとのこと。

ぴょこ
最低限、なぜ応募したのか、何をやりたいのか、自分はどのような人間なのかが語れる状態で面接に臨みましょう。
相手病院の情報を知らずに受けるのはもってのほかです。
お互いが気持ちよく選考ができるためにもここは押さえておきたいですね。

履歴書をつかいまわす

他病院に送った履歴書や修正液をした履歴書はNGです。
自己アピールは同じでも病院によって志望理由は変わってきますよね。
ここが出来ていないと、新卒でないのに最低限のマナーができていないと捉えられることも多いよう。
また、他の病院に落ちていると感じる面接官もいるようです。

ナス美さん
病院側が最も注目する項目は志望理由。
ここがいかに差別化できるかが鍵となるので、本気で志望していることが伝わるよう、下調べなどは入念にしておきましょう。

連絡の時間帯・言葉づかい

夜遅くに電話をする・メールの返信をしない、言葉遣いが間違っているなどはNG。
また、騒々しい場所で電話をするのも相手に失礼です。
自分が採用担当者だったらどのような連絡が気持ちよいかを考えましょう。

ぴょこ
どうしても連絡が難しい場合は、あらかじめ落ち着いて連絡できる時間を伝えておくか、履歴書にその旨を記しておきましょう。

面接のドタキャン

他にいい転職先を見つけたり、会社でどうしても対応しなければいけない用件が入ってしまったとき。
病院側に連絡をするのがおっくうになってしまうこともあると思いますが、必ず連絡を入れるようにしましょう。
担当者もセミナーや面接の用意をして待っていてくれるのですから、行けないと分かった時点ですぐに連絡するのがよいでしょう。
逆に遅刻や1時間以上前から面接に来るのも失礼です。

ナス美さん
面接をとりやめる/変更する理由と共に、申し訳ないという気持ちを伝え、相手に誠意を見せましょう。
このような連絡は必ず電話で入れるようにしましょう。

前の職場の悪口

前の職場のことを聞かれると、思わずそこでの愚痴を感情的に話してしまうことも。
面接官は限られた時間であなたのことを知ろうとしています。
その中で、不平不満をよく言う人だとか、うちでも同じようなことになるんじゃないか、というイメージがついたらもったいないですよね。

ぴょこ
面接の練習をして臨むようにしましょう。
だいたいどこの病院でも聞かれる項目は同じ。
当日になって思わず感情的に話してしまったということがないよう、これだけは伝えたいというポイントを決めおくとよいですよ。

転職時期

転職にはタイミングというものがあります。
転職を希望している看護師は、いつ転職するのがいいのでしょうか。
よい求人が集まる時期を逃がして転職に失敗した、というようなことがないようにしましょう。
今回は看護師が転職する際にベストな時期を解説します。

ベストな転職時期

看護師の入職、転職には、4つの大きな山があります。
4月と9月は、病院の期の変わり目ですから、看護師の移動も多くなります。
これは病院側の都合による時期です。
夏、冬の賞与後というのは、もちろん看護師側の都合が反映しているわけです。

入職が多い時期

この4つの中でも、いちばん入職が多いのは4月です。
期の変わり目であり、同時に新卒看護師が入職するからです。
それで、4月に転職して新卒に合わせて基礎的研修を受ける、と考える勉強熱心な看護師はかなり多いです。

転職活動を始めるべき時期

看護師にとってもっともベストな転職の時期は、12月から1月頃なのです。
この頃は、来期の4月に向けた求人がいちばん多くなり、かなりの選択肢があります。
1月を過ぎて2月や3月になると、人気のある求人先はもう埋まってしまい、選択肢は狭まってしまうのです。
ただ、看護師は慢性的に不足していますから、1年を通じて求人が途切れるということはありません。
ていねいに探していけば、希望するような転職先は必ず見つかります。

ナースバンク

転職を希望する看護師がよく利用するものにナースバンクがあります。
これはハローワークと同じような公的機関で、ハローワークを看護師に限定したものなのです。
公的機関だから信用出来る、と思われるかもしれません。

ナースバンクは危険?

しかしながら、ナースバンクに頼って失敗してしまうということがあります。
なぜ失敗するのか?

  1. 病院主体の対応
  2. ナースバンクで病院を見つけた場合には、面接の日時などは、ほとんど相手の病院の意向どおりに決まります。
    そして、面接の時に業務内容や給与額などを自分で交渉することになります。
    民間の人材バンクでは、その道のプロが交渉してくれるので、それに比べるとかなり手間がかかり交渉内容が不利になってしまうのです。

  3. 看護師業務についての理解
  4. ナースバンクでは、民間の転職会社に比較すれば、親身の就業相談にのってくれません。
    民間の転職会社の担当者はベテランの看護師なので、職場の雰囲気、人間関係などを熟知しています。
    例えば、現在の職場での夜勤が嫌なので転職したい、というような場合でも、夜勤の大変さが分かり親身に相手をしてくれます。

  5. 探すのはあなた自身で
  6. ナースバンクでは、「探すのはあなた自身で」というスタンスを持っています。
    相談員の方から、「この病院がいいんじゃないですか」というアドバイスはありません。
    民間の転職会社ならば、経験年数と希望条件を伝えれば、マッチする病院を探し出してくれます。

  7. 転職先を押し付けられる?
  8. ナースバンクでは、転職先を押し付けられる場合もあります。
    例えば、「A病院はどうですか?」と聞いただけなのに、どんどんと話を進めて、A病院との内定まで進んでしまったという事例もあります。
    ナースバンクは都道府県からの委託事業で、簡単にいえば「お役所仕事」なのです。

民間の転職会社と比較

一方民間の転職会社は個々の状況に合わせ、要望にあった転職先を紹介してくれます。
信頼できるコンサルタントが転職をしっかりバックアップしてくれるという点でも、サポートの少ないナースバンクに比べ、利用するメリットが大きいといえます。
ほとんどの民間の転職サイトは無料で登録することができるため、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
サービスによってそれぞれ情報に差があるので、できれば2~3のサービスに登録し、比較しつつ利用するサービスを決めるのがベターです。
先ず、会員登録をして、キャリアアドバイザーに希望を伝えます。
希望というのは、あまり広すぎてはいけません。収集がつかなくなってしまいます。
自分の希望を絞り込んで転職エージェントに伝えるようにしましょう。

失敗しない転職方法!

本当に自分が働きたい場所で働くために

転職活動の進め方から、退職交渉の方法まで!
転職経験のある看護師さんなら、転職後に「あの時こうしておけばよかった」と後悔したことがあるのでは?
自分の人生が大きく変わる可能性もある職場選びなので、後悔しない転職活動を進めるためのノウハウをまとめました。
それぞれ実際に面接を行う担当者さんや、転職活動を行った看護師さんから収集したリアルな情報です。

先ず自分のキャリアについて考えてみる

給料が安い、シフトがきつい、人間関係が悪い、そう感じている看護師さんはたくさんいます。
ただ、それは今の職場が悪いのではないのかもしれません。
人で成り立っている看護業界では、職場と人にも合う合わないが存在します。 先ずは、無料で利用できる看護師専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
無理に転職を薦められることもなく、中立的な立場からあなたの今の状況を判断してくれます。
話を聞いてみて、今の職場で頑張る気になればそれも良し、新しい環境で活躍するのも良しではないでしょうか。