ホームページ / ニュース / 特集 / 正看護師と准看護師の違い【それぞれのメリットとデメリット】
看護roo(カンゴルー)の口コミ・評判
正看護師と准看護師の違い

正看護師と准看護師の違い【それぞれのメリットとデメリット】

正看護師と准看護師の違い はどのようなものごあるのでしょうか。
看護師には「正看」と呼ばれる正看護師と、「准看」と呼ばれる准看護師の2種類の資格が存在します。
見た目や仕事内容は両者ともさほど見分けがつきませんが、どのような違いがあるのでしょうか。

正看護師と准看護師の違い

資格の違い

資格名 概要
正看護師 厚生労働省の国家資格
准看護師 都道府県知事免許

教育課程は正看護師が3~4年、准看護師が2年と資格取得までの期間も異なります。
正看護師が「医師の指示にもとづき」主体的な医療行為を実施にできるのに対し、准看護師は「医師・歯科医師・正看護師」の指示のもと看護を行います。
つまり、准看護師から正看護師へ対しての指示はできないということです。
認定看護師や管理職へのキャリアアップを目指すのであれば、正看護師の方が実現しやすいと言えるでしょう。

給与・職場の違い

資格 主な職場 平均年収 平均年齢 平均勤続年数
正看護師 総合病院、大学病院 399万円 46.7歳 10.2年
准看護師 個人医院、クリニック 472万円 38.3歳 7.5年

一般的に、准看護師は正看護師に比べ人件費が安いため、個人医院やクリニックで雇用されることが多いです。
また、緊急時の対応や高度な医療技術が必要とされる大病院では、准看護師の採用が限られているのも現状です。

准看護師から正看護師になるには

  • 3年間定時制の看護専門学校に通う
  • 2年間全日制の看護専門学校に通う
  • 2年間通信制教育を受講する
  • (准看護師の資格を取得後10年以上の経験がある場合)

最近では給与アップを目指して准看護師から正看護師になる方も珍しくありません。
各都道府県にこれらの教育機関が設置されているため、キャリアアップを望む場合は問い合わせてみるといいかもしれません。

最後に

准看護師と正看護師の違いを書きましたが、超高齢化社会に突入した現在、両者共に必要性が認められています。
それぞれにメリットデメリットがあるため、自分のスタイルに合った働き方をしていくとよいのではないでしょうか。
また、資格が同じであっても、病院の環境によって待遇、条件はかなり異なります。
現在の職場で不満が多い場合は、准看護師であっても正看護師であっても転職を検討するのがベターでしょう。
登録無料の転職サイトには、キャリアコンサルタントが転職の相談に乗ってくれるサービスがあるので、とりあえず希望の条件に沿う病院があるかどうか、サービスを利用して調べてみるだけでもよりよい環境で働くための一助となるでしょう。
おすすめの転職サイトはこちらのページで紹介していますので、ぜひ覗いてみてくださいね。

スーパーナースの口コミ・評判

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。