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緩和ケア病棟の患者さんとのかかわり方に悩んでいます。

緩和ケア

緩和ケア 病棟の看護師です。治る可能性のない患者さんにどのように対応すればよいのでしょうか。

緩和ケア

ご自分の病状をきちんと認識し、死を受け入れている死を覚悟している患者さんは、緩和ケア病棟でもほんのごく一部です。
ほとんどの患者さんは死を受け入れられなくて、死ぬ事に恐怖を感じています。
「死にたくない」と思っている患者さんの気持ちを共感的に聞きたいと思っているのですが、どのように言えばよいのか悩んでしまいます。
いつも気休めに「大丈夫です」と言ってしまいますが、それで本当に良いのでしょうか。
それとも他に方法があるのでしょうか。

埼玉県在住 緩和ケア病棟勤務 R.Y.さん(27歳)

死について正面から向き合わなければならない緩和ケア病棟

ナス美さん
看護師として職を得てしまうと、
ましてや R.Y.さんのように緩和ケア病棟で働いている方は、どうしても死について考えてしまうわよね。
R.Y.さん
はい・・・
ナス美さん
この死と言う問題は、この世に生きている全ての人にとって未経験の事なので、
誰にも答えは分からないわ。
その答えが分からないテーマに真摯に向き合い、
なんとかして患者さんの役に立てないかと真剣に悩んでいるのね。
R.Y.さん
そうかもしれません。
ナス美さん
その気持ちは患者さんにも必ず伝わるわ。
あなたの看護を受けて、少しは気持ちが軽くなった患者さんもいると思いますので素晴らしい事よ。
R.Y.さん
ありがとうございます・・・

患者に対して事実を言うべきか否か

そして、ご質問の答えですが、「大丈夫」と言ってしまって問題ないと思うわ。
患者さんもご自分でも大丈夫ではないと分かっていても、
大丈夫と言ってもらうと安心するから。

R.Y.さん
なるほど。前向きなことを言ってあげたほうがいいんですね。
ナス美さん
どんな人間であっても、そう考えてしまう弱さがあるわ。
「大丈夫」という言葉はただの気休めかもしれない。
でも、誠意をもって「大丈夫」と言える事が緩和ケア病棟の看護師に求められる能力の一つよ。
R.Y.さん
苦しいけどそうしてみます・・・
ナス美さん
万が一気持ちが苦しくなりすぎてしまう場合は緩和ケアという職場が合っていないのかも。
その場合は転職を考えてみてもいいかもね。

まとめ

いかがでしたか?
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