履歴書 の正しい書き方をみなさんご存じですか?正しい送り方は?
転職を考えたとき、履歴書の提出は欠かせません。
しかし、履歴書の正しい書き方を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。
履歴書
病院によっては、履歴書提出の段階で合否が決まるものも。
たかが履歴書、されど履歴書。書き方や内容をしっかりと心得えて、転職活動を成功させましょう!
書き方
基本
パソコンやワードで書ける時代になりましたが、やはり「手書き」は最低条件です。
手書きは人となりが伝わりやすいため、丁寧に読みやすく書きましょう。
記入は黒のボールペン、間違えた場合は修正液で消すのではなく、また新しい用紙に書き直すようにしましょう。
履歴書の日付
郵送で送る場合は投函する日付を、履歴書持参の場合は持参する日付を書きましょう。
また、年の部分は西暦か年号か、どちらか一方ですべて揃えましょう。
学歴・職歴
学歴と職歴はまとめて書きましょう。
すべて時系列順に並べますが、中学の学歴から記入するのが一般的です。
学歴部分には、最初の行に「学歴」と書いて、中学高校の履歴を書きます。その後、1マスあけて次の行に「職歴」と記入して職歴を書き始めます。
職歴では、入職時期と退職時期・理由を簡単に書きますが、ネガティブな退職理由は書かないようにしましょう。
書きにくければ、「一身上の都合により退職」と書いてしまっても大丈夫です。そこまですべて終えたら「以上」と記入します。
職歴では、配属された病棟や課まで示しておくとよいでしょう。
志望動機
あまりかたく考えなくても良いですが、具体性のあるものにしましょう。
そのためには自分の経験を通して、以下のポイントを明確にしておくことが必要になります。
- どんなことを成し遂げたいか
- 自分がこの病院でできることは何か
- それがなぜこの病院なら出来るのか
自分のことと病院のこと、双方をよく理解する必要がありますね。
理想的な書き方としては、次のようなストーリー性のあるものがよいでしょう。
- 志望動機
- 理由
- そう思うに至った経験
- なぜその病院が良いのか
- どういうことをしていきたいのか
ただ、欄は限られているのであまりに詳細に書くことはおすすめしません。
伝えたい要素のみで簡潔に、読み手に伝わりやすく書きましょう。
応募書類の送り方
応募書類が書き上がれば、それを入れる封筒が問題になります。
やはり、受け取る相手に好印象を与えるような封筒を選ばなければなりません。
封筒の扱い方で失敗しては、泣くに泣けませんよね。
封筒
封筒の色は、普通の白色が習慣になっています。茶封筒や柄物では、(就職関係の書類の封筒としては)失礼にあたります。
封筒の大きさは、履歴書などが、折らないで入る大きさにしましょう。
小さいものでは、ぎゅうぎゅうで取り出し難く、開ける時失敗すると封を開けるときに切れてしまうこともあります。
宛名
宛名の書き方は、通常の業務郵便と同じです。
ただ、特に注意しなければならないのは、「様」と「御中」の区別です。
特定の人名が分からない場合には、「○○病院人事課御中」のように書きます。
人名が分かっている場合には、「採用御担当○○様」と書きます。
さらに、応募書類であることを強調しなければなりません。
赤い細めのペンで、封筒の左下に「履歴書在中」と必ず書いて、四角で囲みます。
もちろん、四角の線は定規で引きましょう。
応募書類
封筒に入れる順序は、上から、履歴書、職務経歴書、他の書類、の順番にしましょう。
挨拶状を付けるなら、履歴書の上(つまりいちばん上)に置きます。
履歴書を入れる向きは、写真がある方を封筒の上向き(封筒の宛名のある方が上)にするのが常識です。
また、看護師免許は小さいですから、これだけを小さい封筒に入れるのが常識です。
送り方
郵送するときには、糊で封をして「〆」と書きます。
持参するときには、相手に開封の手間を与えないように、糊付けはしないのがマナーです。
なお、持参するときには、シワが付かないように、クリアフォルダーなどに入れることも大切です。
失敗しない転職方法!
本当に自分が働きたい場所で働くために
転職活動の進め方から、退職交渉の方法まで!
転職経験のある看護師さんなら、転職後に「あの時こうしておけばよかった」と後悔したことがあるのでは?
自分の人生が大きく変わる可能性もある職場選びなので、後悔しない転職活動を進めるためのノウハウをまとめました。
それぞれ実際に面接を行う担当者さんや、転職活動を行った看護師さんから収集したリアルな情報です。
先ず自分のキャリアについて考えてみる
給料が安い、シフトがきつい、人間関係が悪い、そう感じている看護師さんはたくさんいます。
ただ、それは今の職場が悪いのではないのかもしれません。
人で成り立っている看護業界では、職場と人にも合う合わないが存在します。
先ずは、無料で利用できる看護師専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
無理に転職を薦められることもなく、中立的な立場からあなたの今の状況を判断してくれます。
話を聞いてみて、今の職場で頑張る気になればそれも良し、新しい環境で活躍するのも良しではないでしょうか。